沖縄民藝・やちむんに出会い、うつわ熱再来。

感染対策ばっちりの上で、10年以上ぶりに沖縄・那覇に取材へ行ってきました。旅が久しぶりすぎて、全細胞が喜んでいるのがわかるくらい身体が活性化。日常からちょっと抜け出す旅って、本当に大事ですね。

もともと私の趣味は陶芸。最近は断捨離モードだったので(といいつつ全然断捨離できてない)うつわ熱がだいぶ落ち着いていたのだけれど、先日久しぶりにこれは💜というものに、やちむんのお店が並ぶ壺屋やちむん通りのある、わりと地味な(といったら失礼)昔からあるお店で、出会ってしまいました。

どれもやちむんで、平皿は島袋常秀さんという作家さんのもの。北欧っぽさもあり、ルーマニアのホレズ焼きの雰囲気も感じる。遠く離れてるのに、民藝っておもしろい。というか自分の好みが偏りすぎているのかもしれないけれど。

お店のおばあがとてもとてもやちむん精通していて、私が手にとったものがほとんど島袋常秀さんのものだったようで、いろいろ教えてくれた。
私のやちむんデビューは、島根の素敵な民藝のお店「object」http://objects.jp/で出会った人間国宝でもある金城次郎さんの徳利。それ以来、はじめて現代作家さんのうつわをおむかえしました。おきにいりのうつわがあるだけで、なんだか日常がちょっと楽しくなりますね。

こちらは別のお店で購入した、「マカイ」と呼ばれるやちむんのお碗。

 

昨年4月、民藝取材旅でモロッコのおばあちゃん陶芸家のところに修行に行く予定だったのに、半年に一回延期のお知らせが海の向こうからまた届く。一体いつ行けるのだろう。海外が遠いな。というか国内も遠いなぁ。1日も早く、自由に旅ができる日々に戻りますように。

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